商談も物語も、○○と終わり良ければ全て良し!? 『ピークエンドの法則』
2016年は「君の名は。」や「聲の形(こえのかたち)」が空前のヒットで話題になっていますが、あなたは映画がお好きですか?
映画でなくても構いません。お好きな作品があったとして、どの部分ならすぐに思い出せますか?
何度も観た映画や読んだ作品であれば様々なシーンが思い出せるでしょう。
しかし1度きり、しかもそれを見た・聞いた時間が短かったらどうでしょうか。
これは映画や小説、漫画といった作品に限らず、友人との会話・講演といったトークにおいても、後々まで心に残るものとそうでないものがあります。
今回はその、「後々まで相手の心に残す」方法をあなたにお話しします。
これを知り使いこなせれば、あなたの会話は相手の心に残りやすくなり、商談が上手くいく確率も上げやすくなります。
目次
- 1 全て平均的では印象に残りづらい
- 2 ピークエンドの法則について
- 3 「終わり良ければ全て良し」にもう「ひと工夫」加えると更に効果的になる
- 4 立つ鳥跡を濁さず濁せ?
- 5 ピークエンドの法則について:まとめ
全て平均的では印象に残りづらい
「コンパクトよりインパクト」という話をした事がありますが、話し上手で上手くまとまっていても、メリハリが無いと印象が弱く話を聞いている人の記憶に残りづらいです。
これは文章や映像でも一緒ですね。
映像であればテロップや効果音、笑い声を入れたり、モノクロ画像に一部だけ色を付けたり、
文章であれば文字の色を変えたり、大きさを変えたり、文の途中で画像を挿入したり、意図的に何かしらの変化を付ける事で、相手に印象を残しやすくする事が大切です。
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